このブログ(別館)はじめてから3年です。思い出したようにしか更新していませんでしたが、今年からこころを入れ替えました。

唐突にはじめたVirtualMachine本のひとり読書会もそれなりに進んでいます。このあたりで自分むけメモとして、今年の「勉強」の方針を書いておきます。

原則編

このブログをはじめる前から数えると10年以上、長らく迷走していましたが、昨年末に簡単な原則に辿り着きました。

あくまでも趣味
わたしは仕事でプログラムを書きますが、個人的にやることはあくまでも趣味。もちろん、もしかすると仕事で役立つかもしれないけど、それは結果的にたまたまそうなるかもしれないだけ。
自分が楽しいと思うことしかやらない
趣味だからな。「お勉強」じゃないのだ。
途中で投げない
趣味だからこそ真剣に。本当に楽しいことなら投げないし。
色気を出さない(外部の基準でうごかない)
これからはXXが流行るぞ、とか、いまみんな△△読んでるなあ、とか、これやっとくと食いっぱぐれないかも、とか、プログラマとしてはこれしっとかないとまずいらしいぞ、とか、そういう、「楽しい」以外の動機で何かをやろうとしない。
短時間に手を広げすぎない
楽しそうな知らないことはいくらでもあるので、手を広げすぎるとどれもまともにできなくなります。

実践編

この半年くらいでやるつもりのこと・やりたいことは以下の通り。

VMについて学ぶ
言語VMだけじゃなくてISAに対するVMも一通り。教材は今読んでいるこの本
VM何か作る
本読むだけじゃつまらんから、何か作りたい。現実的には言語VMかな。CLIの実装もやってみたい。現実的かどうかはわからないけど、ハードウェア層のすぐ上で動作する言語VMもつくってみたい
VMのソースをいくつか読む
どの程度の深みまで読むかは読みながら考える。読む対象はMono, Lua, Factor
Lispをまた学ぶ
Little Schemerをとっかかりに、継続・マクロを使えるようになること。Y combinatorは分からなくてもよし。
視覚化をがんばる
道具はR言語とProcessing。

ここに書いている以外のことは、iPhone楽しそうだし、Haskellも面白そうなんだけど、(原則として)短期的にはやらない。時間は限られているからね。